本日から二十四節気「芒種」の次候に入ります。
七十二候では「腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる)」です。
昔は、”腐った竹の根や草が蒸れて蛍になる”と考えられていたのだそうです。
これだけ聞くと、どうして?と思ってしまいますよね。
蛍は「朽草(くちくさ=”朽ちた(腐った)草”)」という異名を持っているそうです。
土の中でさなぎになり、羽化して朽ちた草の中から現れる姿を見て、当時の人たちは「朽草が蛍になった」と思ったのだとか。
昔の人は本当に情緒あふれる表現をしますよね(*^^*)
(いつも”見習わなくては!”と思ってしまいます)
この時期は蛍に関するお祭りや鑑賞イベントなどが各地で行われますので、ぜひとも蛍の幻想的な光を愛でてみてはいかがですか?
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部