株式会社キャリアインデックス(以下、キャリアインデックス)は、転職時の面接にフォーカスを当て、面接の際に結婚関連の質問をされた経験があるかどうかを有職者515名に調査し、その結果を発表しました。
20代・30代女性の約4人に1人が結婚の「予定」について聞かれた経験がある
結婚の予定について質問された経験がある人は全体の10%に留まりました。
20代・30代の女性に注目してみると、そのうちの26%の人が結婚の予定について面接時に聞かれた経験があるという結果が明らかになりました。
また、男性の同年代では結婚予定について聞かれた経験がある人が6%に留まっていることから、20代・30代女性の数値は高いものであることが言えます。
4人に1人が結婚の「有無」について質問された経験がある
4人に1人が面接の際に結婚の有無について聞かれた経験があると回答しました。
そのうち20代・30代女性は23.3%、40代以上の女性は18.5%、20代・30代男性は29.1%、40代以上の男性は28.1%となり、幅広い世代に対して聞かれる可能性がある質問と言えそうです。
前述の結婚「予定」に関する質問に対し、結婚の「有無」についての質問は男性に対して聞かれる傾向があるようです。
結婚の予定を聞く面接官の意図とは?
面接官が結婚の予定について質問する背景はいくつかあります。
例えば、結婚や出産により生活の状況が大きく変わることを知らずに採用した場合、想定していた働き方と大きく異なってしまう可能性が出てきてしまいます。
雇用主から見ても、任せようと考えていた仕事に対応する人がいなくなることで生じるリスクなど、状況を把握せずに雇うことは両者にとってデメリットになることが考えられます。
■調査概要
調査名:有職者に向けた仕事に関する調査
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年5月26日〜5月28日
調査対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515名
調査委託先:マクロミル
*本調査では普段表面化されることのない転職や仕事に対する本音を明らかにし、広く働き方を考えていくための一助とすることを目的としています。
転職時の面接に焦点を当てた調査でしたが、いかがでしたか?
面接官の意図を参考に、ご自身だったらどのような回答をすべきか、想定問答をしておいても良いかもしれませんね。
記事:編集部