~キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(2018年5月発行)~
株式会社ディスコは、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、5月1日時点での就職活動に関する調査を行いました。(調査期間:2018年5月1日~7日、回答数:1,197人)
= 調査結果概要 =
1.エントリー状況
・一人あたりのエントリー社数の平均は28.5社で、前年同期調査(35.9社)より7.4社下回りました。
・エントリー企業は、「3月より前のインターンシップなどで知った企業」の割合が年々増加しています。
2.セミナー・会社説明会への参加状況
・企業単独セミナーへの参加社数は12.0社で、前年(14.1社)を下回りました。
・4月の1カ月間の参加社数は平均2.3社にとどまり、4月はすでにエントリーしていた企業の面接準備に時間を費やす学生が多く、新たな企業のセミナーに参加するという行動に結び付きにくかった可能性がある。
3.選考試験の受験状況
・エントリーシート提出社数の平均は11.4社で、前年(13.4社)を2社下回りました。
・選考試験の平均受験社数は、筆記7.8社、面接5.0社。過半数(54.3%)が最終面接を経験しています。
4.5月1日現在の内定状況
・内定率は42.2%。前年同期実績(37.5%)を4.7ポイント上回っています。
・就職活動を終了したのは全体の14.2%。継続者は85.8%です。
5.内定を得た企業の属性
・内定業界は「情報処理・ソフトウエア」「調査・コンサルタント」「建設・住宅・不動産」の順。
・内定企業の従業員規模は「1,000人~4,999人」29.2%、「5,000人以上」25.5%。
月を追うごとに大手企業の占める割合が増加しています。
6.就職活動継続学生の動向
・継続者の志望業界1位「銀行」、2位「水産・食品」、3位「官公庁・団体」の順。
・活動の中心は「業界トップ企業」20.5%、「大手企業」27.1%。大手狙いの学生が計47.6%。
【調査概要】
調査対象 : 2019年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答者数 : 1,197人(文系男子363人、文系女子372人、理系男子303人、理系女子159人)
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2018年5月1日~7日
サンプリング : キャリタス就活2019学生モニター(2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)
就活解禁から早2ヶ月、既に内々定が出始めているとのことで売り手市場を感じますが、これからがいよいよ本番という就活生が多いことと思われます。今年の動向を参考にしながら納得のいく活動ができますように。採用側も今年の動向をご覧いただき、人財確保への対策を練る参考としていただければ幸いです。
頑張れ!就活生!!
記事:編集部