AIには真似できない「あなただけの魅力を伝えるための3つのステップ」

「志望動機や自己PR、AIに任せれば楽勝だ」そう思っていませんか?

めまぐるしく進化をし続ける生成AIは、整った日本語を一瞬で作ってくれます。
しかし、人事担当・採用担当の方々は今、ある違和感を感じる、といいます。「みんな同じに見えてしまう」「言葉は綺麗だけど、その人本人が見えてこない」と・・・
整いすぎた言葉は、時としてあなたの個性を消してしまうことにつながります。
就職活動で本当に必要なのは「借り物の言葉」ではなく、「あなたそのものをあらわす言葉」です。

ここでは、AIには真似できない「あなただけの魅力を伝えるための3つのステップ」を紹介します。

1、「内容ではなく綺麗に書こうとする」をやめる(AIの逆を行く)

AIが得意なことは「平均的でミスのない文章」を作ることです。つまり、AIに頼れば頼るほど、あなたの個性は「平均」に埋もれてしまいます。
人が人の心を動かすのは、「整っていない部分」にあります。

<例>
●AI的な表現:
 「困難に直面しましたが、チームワークで乗り越え、成長することができました」
〇生身の魅力:
 「正直、逃げ出したい日もありました。でも、仲間の『まだ終わってない。頑張ろう!』の声がけで、もう一度パソコンに向かい(資料・作品を)完成することができました」

⇒「困難」や「チームワーク」といった抽象的な言葉を使うのをやめてみましょう。その時の「葛藤」や「具体的なあなたが感じた心情」こそが、あなたという人間を伝える最大の武器になります。

2、「固有名詞」と「数字」で表現の質を上げる(ただしルールを守る)

AIはあなたの記憶を持っていません。だからこそ、AIには決して書けない「固有名詞」と「具体的な数字」を入れるだけで、文章の信頼度は確実に上がります。経験をあらわす透明度を上げる「翻訳」と言えます。

<例>
●翻訳前(よくある表現):
 「アルバイトでお客様満足度を上げました」
〇生身の表現:
「カフェのアルバイトで常連のお客様が来店されたら、注文を聞く前に『いつものホットですね』と伝票を用意しました。これで提供時間を10秒縮め、そして笑顔をいただきました」

⇒「カフェ」「10秒」という「固有名詞」「具体的な数字」が入ることで、採用担当者は、あなたが働く姿を「映像=見える形」として想像できるようになります。映像が浮かべば、記憶に残ります。

【注意点】
具体性は大切ですが、仕事で知り得たお客様の実名を勝手に出すのはNGです。「個人情報を丁寧に扱う」ということは社会人の重要なルールです。
面接で話す際は「常連のお客様、仮に田中様としますが…」と仮称を入れたり、「A様」と表現するとよいでしょう。それだけで「この学生は情報の扱いもしっかりしているな」と、信頼性が高まります。

3、「弱い部分」こそが最大の差別化になる

AIは基本的に自分を良く見せようとします。「失敗」も綺麗に美談にしてしまいがちです。しかし、人間味が出るのは成功体験よりも「失敗との向き合い方」です。

・失敗してどれだけ悔しかったか。
・自分のどんな弱さが原因だったか。
・そこから何を学び、どう変わろうとしているか。

この一見「泥臭い考えの推移」を隠さず、自分の言葉で語れる人への信用度は増します。
「完璧な人」ではなく「自分の弱さを知っている、伸びしろのある人」として映るからです。これこそ、AIには書けない最強の差別化となります。

まとめ:あなたの言葉には「体温」がある

就職活動は、AI同士の戦いではありません。人と人との対話です。
もちろん、誤字脱字のチェックや文章構成のヒントにAIを使うのは賢い方法ですし、これからの時代に求められるスキルともいえます。
しかし、最後の仕上げである「感情」と「経験」というリアルな景色、自分の心を吹き込めるのは、その経験をしたあなただけです。
「上手く言おう」とする必要はありません。
カッコいい言葉で飾るよりも、等身大のあなたの言葉で「変換・転換」してみてください。その等身大の言葉こそが、あなた自身を知りたいと考える採用の担当者が一番聞きたい言葉なのです。

記事:編集部

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