本日より夏至の次候、「菖蒲華(あやめはなさく)」に入ります。
「菖蒲」と書いて、“あやめ”とも“しょうぶ”とも読みますよね。
実はこの2つはまったく違う植物であることをご存知ですか?
さらに「菖蒲(しょうぶ)」と「花菖蒲(はなしょうぶ)」もまた、種類が違うのだとか!?
端午の節句に用いられる“しょうぶ”はサトイモ科の植物で、“はなしょうぶ”はアヤメ科なのだそうです。
“しょうぶの花”が“はなしょうぶ”なのではないのですねΣ(・□・;)
(ちなみに“しょうぶの花”は花弁がなく、オオバコを太くしたような穂状です)
そして“あやめ”はアヤメ科の植物で、さらに見た目が似ている“杜若(かきつばた)”もアヤメ科です。
結果、青や紫などの美しい花を咲かせているのは、あやめ・かきつばた・はなしょうぶ。
だいぶややこしくなってきましたが、凛と咲くきれいな花を見かけたら“しょうぶ”ではないことは確かですね(^.^)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部