2017年10月30日(月)、秩父宮記念市民会館2F けやきフォーラムにて『合同就職面接会』が行われました。 これまで、大学生(短大生・専門学校生)対象の会、高校生対象の会と対象者を分けて「説明会」や「面接会」を開催してまいりましたが、今回はその幅を広げ、一般求職者の皆さまも含めて広くご参加いただけるようにいたしました。
3月に竣工した秩父宮記念市民会館の2F けやきフォーラムを会場とし、求人側は製造業や建設業、サービス業や介護福祉関連 等、秩父地域に本社や事業所を置く企業計18社が参加しました。
面接参加者は開会の14:00時点で30名程を数え、その後も足を運ぶ姿が多く見られました。
今回は『面接会』ということで、企業側は各社ごとにブースを設置し、面接希望の方は受付で渡された面談カードを「面接希望企業」のボックスに投函し、面接を待ちます。 順番になると企業ブースへ案内され、直接企業担当者との面談となります。
面談の方法は各企業により様々ですが、会社概要の説明や質問に答えたり、パンフレットや写真、ビデオを見せて実際の働く現場をイメージしてもらったりと、ただ単に面接を行うだけという場ではありません。
また興味のある企業が複数あれば、どの企業からも話を聞くことができるというのもこの合同面接会の魅力のひとつです。
ハローワークのご担当者に今回の面接会について聞いてみたところ、
「今年は現時点(2017年10月)で、高校を含めた学生の方々の就職内定率が高い状況であることから、例年より今回は学生の参加が少なくなると見込み、早い時点から一般求職者へこの面接会への参加を呼びかけた」といいます。
この面接会という貴重な場を多くの求職者へ有効に活用してほしい、という気持ちが伝わってきました。
近年、“学生売り手市場”と言われ、例に漏れず秩父地域の企業からは「常に人材不足」との声が聞かれ、大きな課題の一つとなっています。
今回の面接会では、事前告知の甲斐もあり一般求職者の参加が多く見られました。個別に企業に訪問して面接を受けることが多い一般求職者にとって、今回のように同日・同場所で複数の企業と話をし面接を受けられる機会はそう無いため、この面接会を有効に活用いただけたことと思います。
今回の合同面接会をステップに、一人でも多くの参加者が就職へと実を結ぶことを願っております。そして熱く応援しています!
記事:編集部