2020年6月27日(土)・28日(日)、秩父地場産センターにて秩父地域の当会会員企業が参加し、秩父地域の高校生向けに説明会を開催しました。
今年度は新型コロナウイルスの影響で、動くに動けずの状況が続きましたが、企業側にアンケートをとったところ「リアルに会って直接、高校生へ説明をする機会があればありがたい」といった声が多く、また高校の就職担当の先生方からも同じような思いを聞いたこともあり、世間の状況やタイミングを鑑みて今回の開催に至りました。
毎年の合同説明会のスタイルから、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に考慮した上での説明会の実施が、今回実現しました。
雇用側の企業担当者の皆様はこの機会を活用して、高校生の皆さんも興味ある企業の話を聞いて、双方の就業へと結びつけていただきたいです。
と、説明会の冒頭には、強谷会長よりご挨拶と今回の実施の経緯説明がありました。
今回の説明会は2日間にわたり、秩父の企業47社が密にならないように各回6社ずつに分かれ、各部90分・約20分単位×3回で説明を行いました。
注意点として、ソーシャルディスタンスを保ち、参加者全員のマスク着用、手指の消毒や検温、参加者の名簿確認といった受付での対応を徹底し、会場内は各企業のブース間は距離を保ち、換気を十分に行いながら、説明会が行われました。
各部90分単位で企業を分け、入れ替え制をとり、入れ替えごとに事務局による消毒を行い、考えうる対策を講じました。
高校生の自主性による参加となった今年度の説明会でしたが、参加者数は、2日間合計で延べ165名(保護者含む)、これまでに経験のない状況化ではありましたが、秩父地域での就業への高校生の意欲が感じられました。
参加した高校生は、企業担当者からの説明を熱心に聞き、メモをとり、マスクをしながらの質問を投げかけたり、と積極的な姿が多く見られました。
新型コロナウイルスの影響により、どの企業もこれまでとは異なる環境化におかれておりますが、そんな中でも高校生は自分の働く姿を想像し、未来に向かって、就業希望の企業の理解を深め、選択し面接へと進んでいきます。
この『企業説明会』が就業への意欲を高め、就業への準備を進めるステップになっていただけたら幸いです。
この状況下を頑張って乗り切り、来春、希望する企業へ就業できることをお祈りしております!
取材・記事:編集部